「水素(H2)とは…」
- 水素原子(H)2つが結合して安定した水素分子(H2)。水素ガスのこと。
- あらゆる物質のなかでもっとも小さく軽くて拡散性がある。
ペットボトルやガラスビンなども簡単に通過してしまうほど。 - 英語名は【hydorogen】水を生じるものという意味がある。
- 常温では無色、無臭。味もしない。
- 宇宙で最初に作られた物質。宇宙は水素だらけ。
- 「燃えやすい」イメージもあるけど、素早く飛び回りすぐに散り散りに。4%以上の濃度にならなければ燃えない。
- 最近はクリーンエネルギーとしても注目、工業・産業でも幅広く活用されている。
水素の身体への働き
まずは私たちの体の仕組みについて。「老化の原因」と「さまざまな病気の原因」を知ることが第一歩です。そもそも、人はなぜ老いるのでしょうか!?
老化とミトコンドリアと活性酸素
私たちの身体は約60兆個の細胞から成り立っているといわれています。水素はこの細胞のひとつひとつを元気にします。その仕組みの鍵を握るのが細胞内にあるミトコンドリアです。小さな細胞の中にはさらに小さな様々な器官があり、細胞内のミトコンドリアは私たちが生きていく上で必要な“エネルギー”をつくりだすエネルギー工場です。食事で得た「糖分」と、呼吸によって得た「酸素」を反応させ、生きるためのエネルギーを日々生み出しています。この時に副産物として生まれてしまうのが活性酸素。実に体のなかの90%の活性酸素がミトコンドリアから生まれています。
そしてミトコンドリアが生み出した活性酸素のなかで大問題なのが、酸化力の強い“悪玉活性酸素”ヒドロキシルラジカルです。これが体をサビつかせ、老化やさまざまな病気の引き金になることが近年の研究で明らかになってきました。
水素が悪玉活性酸素を退治する
悪玉活性酸素・ヒドロキシルラジカルは酸化力が強く体中をサビつかせます。細胞やDNA、ミトコンドリア自身も傷つけてしまいます。ミトコンドリアが弱れば、それが原因でまた余分な悪玉活性酸素が生み出される『恐ろしい負のスパイラル』が始まります。悪玉活性酸素によって細胞のひとつひとつが弱ると、どんどん体の調子が悪くなり、最初にやってくるのが老化、次に体のトラブル。
ここで活躍するのが水素です。水素には悪玉活性酸素・ヒドロキシルラジカルだけを選択的に除去する働きがあります。
水素は体の中で悪玉活性酸素と出逢うと反応して水になり無害化。トラブルを引き起こす悪玉活性酸素を減らすことが出来れば、細胞もミトコンドリアも元気になり効率的にエネルギーを発生させ、若々しい身体、健康を保つことができる。いま水素が注目されているのは“私たちの体の仕組み”と深い関係があるのです。